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UPDATED 2025/6/10

日本 6ゴールでインドネシアに快勝、 W杯アジア最終予選・最終節

6月 10日 -- ワールドカップ・アジア最終予選最終節はすでに本大会出場を決めている日本FIFAランキング15位)が埼玉でインドネシア(同123位)と対戦し、鎌田大地が前半に 2ゴールを決め、6-0で勝った。

3月 20日のバーレーン戦で本大会出場を決めた後、 同 25日のサウジアラビア戦と今月 5日のオーストラリア戦は無得点だったが、 3試合ぶりのゴールを決めて大量点を入れた。

「3-4-2-1」布陣を敷き、ワントップに町野修斗、2列目に鎌田大地と久保建英、 左に三戸舜介、右に森下龍矢、中央に佐野海舟と遠藤航、 3バックに鈴木淳之介、瀬古歩夢、高井幸大、キーパーに大迫敬介が先発した。

開始からボールを支配して主導権を握って進め、15分に左サイドでパスをつないで崩し、 三戸がクロスをあげ、鎌田が頭であわせて先制した。

19分には左ショートコーナーから久保がペナルティーエリア内に持ち込んでゴール前に送り、 キーパーが跳ね返したボールを自ら拾って右足で決めた。

前半追加タイム 6分には鎌田がペナルティーエリア際でパスを受けてディフェンスを交わしながら進んで右足で決めた。

55分には町野がペナルティーエリア左の深い位置から逆サイドに折り返し、 森下が右足ボレーで決めた。森下は代表初ゴールとなった。

58分には久保がペナルティーエリア手前から緩く浮かしたボールを前にあげ、 町野が左足で蹴り込んだ。

80分には俵積田晃太が左から深くえぐってゴール前に送り、 中村敬斗のシュートがブロックされて横にこぼれたところを細谷真大が右足で押し込んだ。

佐野航大は 61分に交代出場し、佐野海舟と兄弟同時出場を果たした。 W杯アジア最終予選の兄弟出場は 1993年 10月の三浦泰年と三浦知良以来、32年ぶりとなった。

佐藤龍之介は 69分に交代出場し、代表デビューを果たした。 18歳 237日でのW杯アジア最終予選は香川真司の最年少記録 19歳 212日を更新した。

日本は 7勝 2分 1敗で最終予選を終えた。 この後は 9月にメキシコアメリカ合衆国国際親善試合を行う。

インドネシアはC組 4位を決め、アジア予選プレーオフに回った。 9月に 6チームによって行われ、2組に分かれてリーグ戦が行われる。 勝者 2チームが本大会の出場権を獲得する。