日本とオーストラリアはともに 1勝 1分 1敗でグループステージ終えた。 オーストラリアが直接対決で日本に勝ったため、タイブレイクで上位に行き、 他試合でベトナムがアラブ首長国連邦に勝って首位になりそうだったため、 日本は組 3位となってワールドカップ出場を逃すことが濃厚だった。
だが、アラブ首長国連邦が終了間際に同点ゴールを決めたことで一変した。
ベトナムは 3分となって組 4位が確定。 日本、オーストラリア、アラブ首長国連邦は 1勝 1分 1敗で並び、3チーム間の直接対決はともに 1勝 1敗、 得失点差で日本が +2となり、オーストラリアとアラブ首長国連邦の -1を上回って首位を決めた。 アラブ首長国連邦はオーストラリアに直接対決で勝ったため、組 2位となってワールドカップ出場を決めた。
日本は「3-4-2-1」布陣を敷き、 ワントップに浅田大翔、2列目に吉田湊海と加茂結斗、 左に針生涼太、右に田中遥大、中央に樺山文代志と神田泰斗、 3バックに藤井翔大、藤田明日翔、篠崎健人、キーパーに村松秀司が先発した。
開始 7分に左コーナーキックを藤田が左足であわせて先制した。
その後は互角の攻防が続き、日本は追加点を得られなかったが、リードを守って前半を折り返した。 後半はオーストラリアの攻勢に耐えきれなかった。
オーストラリアは 51分に左コーナーキックをミリナーが頭であわせて同点にした。
71分にはアナスタシオが日本陣内でボールを奪ってペナルティーエリア内に進み、 逆転シュートを決めた。
74分には左コーナーキックがゴール前に落ちたことろをガーボウスキーが押し込んで 3-1と引き離した。
日本は 86分に右サイドを崩して谷大地がゴールを決め、1点差に挽回したが、同点にできずに終わった。
日本は 13日の準々決勝でA組 2位のサウジアラビアと対戦する。