サッカー・ニュース

UPDATED 2025/2/15

クロップ視察の大宮がラストプレイで決勝弾、 J2復帰を白星で飾る

2月 15日 -- J2リーグは1年ぶりに復帰した大宮がホームで山形と対戦し、終了間際のラストプレイでゴールを決めて 2-1で白星発進した。

試合にはイングランド・プレミアリーグのリバプールで監督を務め、 欧州チャンピオンズリーグ制覇などの実績を持つユルゲン・クロップ(57)が姿を見せ、注目を集めた。

大宮は昨夏にオーストリアの大手飲料メーカー「レッドブル」に買収されて球団強化に力を入れている。クロップは「レッドブル」サッカー部門の責任者を務めており、 その仕事で視察に来た。

試合を観戦して最後に決勝ゴールが決まった瞬間は歓喜した。

前半は互角の攻防が続き、0-0だった。

後半は大宮が攻め込んで 54分に連続してコーナーキックをとり、 ゴール前にあげたボールを濱田が頭であわせて先制した。

山形は反撃し 66分にディサロがペナルティーエリア左でパスを受けて折り返し、 キーパーが叩き落したボールを土居が蹴り込んで同点にした。

その後はともにチャンスを作りながらも決定力を欠いてゴールが決まらずに進み、 90分を経過して引き分けそうだったが、最後にドラマが待っていた。

大宮がラストプレイで左コーナーキックを獲得してゴール前にあげ、 浦上が倒れながらあわせてキーパーがブロックしたこぼれ球を藤井が押し込んで決勝点とした。

大宮の開幕白星は 2年連続となった。

山形は 3年ぶりの開幕黒星となった。