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3月 9日 -- U-20アジアカップ・グループステージＤ組は日本がサウジアラビアと第3戦を行い、松木玖生が 2ゴールを決めて 2-1で勝ち、 3連勝で準々決勝に進んだ。

「4-4-2」布陣を敷き、ツートップに熊田直紀と北野颯太、 2列目に安部大晴、松木玖生、横山歩夢、山根陸、 ディフェンスに田中隼人、松田隼風、屋敷優成、菊地脩太、キーパーに木村凌也が先発した。

開始から激しい攻防が続き、日本は 15分に北野が左サイドの深い位置で収めて中央に送り、 阿部が受けて左に短く戻して松木が受け、右足で先制ゴールを決めた。

その後もチャンスを作ったが、前線で切れ味を欠いて追加点を奪えなかった。

サウジアラビアに反撃されて 43分の守備でコーナーキックのクロスをＧＫ木村が捕球できずに後ろにそらすミスがあったが、頭でのシュートがバーを叩いて跳ね返されて失点を免れた。

後半はサウジアラビアが布陣を変更して攻勢をかけ、 日本は主導権を握れずに苦戦した。 74分にコーナーキックの守備でサウジアラビアのジャウシャンに頭で決められて同点にされた。

日本は嫌な雰囲気になったが、反撃して松木が勝負強さを発揮した。 78分に左コーナーキックを頭で決めて勝ち越した。

終盤はサウジアラビアに攻め込まれたが、失点せずにリードを守って逃げ切った。

同時間に行われたＤ組のもう 1試合は中国とキルギスが 1-1で引き分けた。 勝ち点は日本 9、中国 4、サウジアラビア 3、キルギス 1で終えた。

日本は 12日の準々決勝でＣ組 2位のヨルダンと対戦する。 勝つと 4強入りし、5月にインドネシアで開幕する U-20ワールドカップの出場権を獲得する。