開始から互角の攻防が続き、ともに得点チャンスが少なかったが、 アーセナルは 22分に右コーナーキックを生かし、 ゴール前にあげたボールをティンバーが頭で鮮やかに決めて先制した。
バイエルン・ミュンヘンは 32分に自陣から前線に大きくボールを蹴りだし、 ニャブリがペナルティーエリア右からワンタッチで折り返し、 17歳の新鋭カールが右足であわせて同点にした。
後半はアーセナルが鋭く攻め込んでチャンスを多く作った。 69分にカラフィオーリがペナルティーエリア左際から低いクロスを入れ、 ワンバウンドしたところをマドゥエケが左足であわせて勝ち越した。
77分にはカウンター攻撃を成功させ、 後方からのボールをマルティネッリがハーフウェイ付近で受けて大きく前に出てきたキーパーを交わし、 無人のゴールに蹴り込んだ。
アーセナルは 5戦全勝を守り、勝ち点 15にのばした。 5試合目で初失点となった。
バイエルン・ミュンヘンは 4勝 1敗となった。勝ち点 12で 2位タイ。 伊藤洋輝はベンチ入りしたが、出番はなかった。
次節は 12月 10日にアーセナルが敵地でクラブ・ブルージュ（ベルギー）、 同 9日にバイエルン・ミュンヘンがホームでスポルティング・リスボン（ポルトガル）と対戦する。