鹿島は 3戦連続で引き分けて 20勝 7分 8敗となった。勝ち点 67とした。 2位の柏が同時刻に行われた横浜FC戦に 2-0で勝って勝ち点 66にのばしたため、その差は 1に縮まった。
京都も 3戦連続引き分けで 17勝 11分 7敗となった。 3位のまま鹿島とは 5差で変わらない。残り 3試合で逆転優勝が厳しくなった。
京都が積極的に前線にボールを運んで攻め、36分に長沢駿がペナルティーエリア左脇でボールを得てエリア内に短くパスを出し、 マルコ・トゥーリオが受けて右足グラウンダーを決めて先制した。
後半は鹿島がボールを支配して押上げていき、攻撃の圧力を強めた。 81分に徳田誉を投入してボールを集め、ゴールに迫った。
チャンスを生かせずに 90分が経過して苦しくなったが、あきらめずに攻め続け、 追加タイム 6分に松村優太が右クロスをあげ、ゴール前に落ちたところに鈴木が右足をのばしてあわせた。 ゴールが決まって劇的な幕切れとなった。
鈴木は 5試合ぶり、今季 10ゴール目となった。
会場の「サンガスタジアムbyKYOCERA」は今季最多の観衆 20,353人を集めた。