23日に天皇杯決勝を行った過密日程を考慮して先発全員を入れ替え、大迫勇也、武藤嘉紀らをベンチ外にして臨んだが、前半から積極的にプレイして有利に進めた。
ボールを支配して敵陣に押し込み、40分に左サイドでフリーキックを獲得した。 ゴール前に鋭いボールを蹴り込み、岩波拓也が頭で後ろにつないで菊池流帆が頭であわせて先制した。
49分には広瀬陸斗が右サイドでパスを受けて長いクロスをゴール前にあげ、 ディフェンスが頭でクリアしきれずにオウンゴールとなって 2-0とした。
セントラルコーストはそこから反撃して 54分にルーがペナルティーエリア内に蹴り込み、 山口蛍が足を出してブロックしたボールが後ろに大きく跳ね上がってゴールに吸い込まれ、 オウンゴールとなって 1点返した。
74分には左サイドからパスを繋いで崩し、 ブラントマンがペナルティーエリア内から右足でシュートした。菊池が出した足に当たって角度が変わり、ゴールに決まった。
追いつかれた神戸は再び攻撃の圧力を強め、 81分に中央から鍬先祐弥が出した長い縦パスが前線の佐々木に通り、右足でシュートした。 キーパーの正面を突いたが、ボールを止めきれずに後ろにそらして決まり、決勝点とした。
神戸は 4勝 1分となった。勝ち点 13にのばしてB組首位を守った。 次節は 12月 3日に敵地で浦項(韓国)と対戦する。
セントラルコーストは 1分 4敗となった。勝ち点 1のまま 11位。