13分にエウベルが立田に倒されてＰＫを獲得し、A・ロペスがキックを決めて先制した。
柏は 35分に小屋松がペナルティーエリア左に持ち込んでマイナスのボールを送り、 マテウスが右足でシュートしたが、枠の右角に跳ね返されて決められなかった。
40分になってマテウスがペナルティーエリア左に持ち込んでゴール前に送り、 ディフェンスのオウンゴールを誘って同点にした。
マリノスは直後の 41分に後方からのロングボウルをエウベルが前線で受けてペナルティーエリア内に持ち込み、2-1と勝ち越した。
柏は後半開始 1分に同点にし、 マテウスが左からボールを流し込み、キーパーが弾いたボールを戸嶋が蹴り込んだ。
さらに 73分に右クロスをフロートが頭であわせて決めて 3-2と逆転に成功した。
終盤は守備を固めて逃げ切りに入ったが、87分に立田がボールを奪われた宮市を引っ張って止めて警告を受け、さらにその流れでボールを蹴りだす遅延行為があり、 連続して 2回目の警告を受けて退場処分になった。
マリノスは数的優位に立って攻勢をかけ、 後半追加タイム 4分に水沼が右クロスをあげ、 A・ロペスが頭であわせて同点にした。
さらに後半追加タイム 7分に M・ジュニオールがペナルティーエリア左でボールを得てマイナスのボールを折り返し、宮市が右足でショートした。 前にいたディフェンスにブロックされたが、ボールが勢いを失いながらもゆっくりと右ポストの内側に転がり込み、劇的な逆転ゴールとなった。
試合後のインタビューで宮市は「ボールに魂が乗ってくれた」と振り返った。
マリノスは 4連勝で 11勝 3分 3敗となった。勝ち点 36に伸ばして暫定首位に立った。 3失点は今季最多、4得点は今季 3度目。
柏は 3連敗で 2勝 6分 9敗となった。勝ち点 12で 17位。 先週の札幌戦で 5失点し、この日も守れないディフェンスの脆さを露呈した。 井原監督に交代した後は 1分 3敗となり、改善の兆しはみられていない。