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UPDATED 2022/11/25

イラン後半追加タイム 2ゴール、 キーパー退場のウェールズを下す

11月 25日 -- FIFAワールドカップ・1次リーグB組はイランFIFAランキング20位)がウェールズ(同19位)と対戦し、数的優位に立った後半追加タイムに 2ゴールを決めて 2-0で勝った。

イングランドとの初戦を 2-6で落とし、この日は勝ち点を取るために開始から積極的にプレイして押した。 15分にゴリザデーがドリブルで運んで右にパスし、 ペナルティーエリア内で折り返しを受けてゴールを決めたが、 VARによってオフサイドと判定されて得点は認められなかった。

その後も主導権を握って進め、チャンスを作ったが、ゴールを決められずに前半を折り返した。

後半は 51分に速攻をかけてアズムンがペナルティーエリア内に持ち込んでシュートしたが、 右ポストを直撃して決められなかった。 跳ね返ったボールを拾ってゴリザデーがペナルティーエリア手前から狙いすました左足でシュートしたが、左ポストを叩いて跳ね返されてやはり決められなかった。

ゴールが決まらないまま最終盤になり、引き分けそうな雰囲気が漂ったが、 86分に大きく動き、前線に蹴りだされたボールを追ったタレミが飛び出したGKヘネシーと衝突して止められた。 ヘネシーにはイエローカードが提示されたが、ビデオ判定の結果、 決定機の阻止と判断されてレッドカードに変更されて退場処分となった。

イランはそこから数的に優位に立って猛攻し、後半追加タイム 8分にクリアボールを拾ったチェシュミが正面 20メートルから右足でシュートし、鋭いグラウンダーのボールがゴール右隅に決まってついに先制した。

3分後にはレザイアンがフリーでパスを受けてキーパーの頭上を越すシュートを決めた。

イランは 1勝 1敗、ウェールズは 1分 1敗となった。 B組のもう 1試合はイングランドとアメリカ合衆国が対戦する。