西カンファレンス決勝 2023

UPDATED 2023/5/23

ナゲッツ初のNBAファイナル進出、 八村先発のレイカーズに逆転勝ち

5月 22日 -- 西カンファレンス決勝ナゲッツが敵地でレイカーズと第4戦を行い、3Qの 15点差を逆転して 113-111で勝ち、4連勝で初のNBAファイナル進出を果たした。

NBAファイナルは 6月 1日に開幕する。 ナゲッツはセルティクスヒートの勝者と対戦する。

ニコラ・ヨキッチが 30点 14リバウンド 13アシストをあげる活躍でプレーオフの最多記録となる 8度目のトリプルダブルを達成した。 1967年にウィルト・チェンバレンが作った 7度を更新した。

レイカーズは 3季ぶりのNBAファイナル進出を逃した。

3連敗で王手をかけられ、シリーズの悪い流れを変えるために八村塁を先発起用したが、 ナゲッツの牙城は固く、勝利には結びつかなかった。

開始からレブロン・ジェームズがエンジン全開で 3ポイントを 4本決めて 1Qに 21点あげ、34-28とリードした。 2Qもジェームズがシュートを外さずに決めて得点を伸ばし、73-58と引き離して折り返した。

ナゲッツは力をためながら余裕をもってプレイし、 3Qにディフェンスを厳しくして失点を少なくした。 ヨキッチを中心に猛攻して一気に逆転し、3Q終了間際に 94-87とした。

4Qはレイカーズが食い下がって同点にする場面が何度かあったが、逆転できなかった。 ナゲッツは残り 5分でヨキッチが 5つめのファウルを犯して怪しい雰囲気になったが、 持ちこたえた。

残り 2分を切ってレイカーズのアンソニー・デイビスがフリースロー 4投を入れて 111-111とし、 ナゲッツはヨキッチが左コーナーからリング前に進んでレイアップを入れ、残り 51秒で勝ち越した。

レイカーズはジェームズが左からフェイダウェイを放ったがバックボードの縁に当たって失敗し、 ナゲッツのジャマール・マリーがジャンプシュートを失敗した後、 最後にジェームズがリング脇からレイアップに行ったが、アーロン・ゴードンとマリーの ダブルチームにブロックされて試合終了となった。

ナゲッツは 7人ローテーションを使った。マリーが 25点、 ゴードンが 22点、マイケル・ポーターが 15点 10リバウンドたった。

レイカーズは前半に 73点とったが、後半は 38点しかとれなかった。 ジェームズが 40点 10リバウンド 9アシスト、 デイビスが 21点 14リバウンド、オースティン・リーブスが 17点だった。

八村は今季最長 42分間プレイして 10点 7リバウンドだった。