昨年 12月にニルス・ニールセン監督が就任して初黒星となった。
「4-3-3」布陣を敷き、センターフォワードに田中美南、 左に藤野あおば、右に浜野まいか、 2列目に谷川萌々子、長野風花、宮澤ひなた、 左サイドバックに北川ひかる、右サイドバックに古賀塔子、 センターバックに南萌華と熊谷紗希、キーパーに山下杏也加が先発した。
11分に田中が前線に抜け出して後方からのパスを受け、 飛び出したキーパーをかわして無人のゴールに 25メートル弾を蹴り込んだが、 ビデオ判定によって直前に日本のペナルティーエリア内で反則があったとして得点が取り消され、 ブラジルにPKが与えられた。
ブラジルはケロリンがキックしたが、枠の右に外して先制できなかった。
その後はブラジルがボールを支配して押し、 28分に日本陣内でボールを奪ってドゥジーニャがペナルティーエリア際から左足で決めて先制した。
42分には速攻からドゥジーニャが前線で受けてシュートし、GK木下がブロックして まえに跳ね返したところを自ら詰めて右足で押し込んだ。
55分にはジョバナがドリブルで進んでペナルティーエリア内に蹴り込み、ケロリンがフリーで受けて右足で決めた。
日本は 67分にブラジルのハンド反則によってPKを獲得したが、長野のキックがキーパーに止められて失敗した。
89分になって清家貴子が前線でパスを受けて右足で決め、無得点での敗戦を免れた。
両チームはこの後、6月 3日に再戦する。