長崎が前日の甲府戦に勝って勝ち点 62にのばし、首位に立った。 水戸がこの日の試合に勝つか引き分ければ首位を奪還したが、勝ち点 61のまま明け渡した。
千葉は 3試合ぶりの勝利で勝ち点 58にのばし、3位となった。 水戸との勝ち点差を 3に縮めて自動昇格圏への再浮上に近づいた。
試合はフィールド中盤で激しい攻防が続き、ともにチャンスを作ったが、決められずに前半を折り返した。
後半も相譲らずにやりあい、0-0で進んだ。 最終盤は千葉が前線での強度をあげて踏み込み、連続攻撃した。 追加タイム 6分に左コーナーキックをゴール前にあげ、 キーパーにパンチされたボールを杉山直宏が拾ってペナルティーエリア内に持ち込み、 右足で決めて劇的勝利を飾った。
会場の「ケーズデンキスタジアム水戸」には多くの千葉サポーターが押し寄せ、 今季最多の 9,897人を集めた。