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UPDATED 2025/10/19

京都不運連続も粘りの追加タイム弾で引き分け、 湘南は 5カ月ぶりの勝利を逃す

10月 19日 -- J1リーグは 優勝を争う京都が敵地で 降格危機の湘南と対戦し、ミスで失点してPKを失敗し、退場者を出しながらも終了間際にゴールを決めて 1-1で引き分けた。

勝てば 2位に浮上して首位鹿島との勝ち点差を 3に縮めたが、 勝ち点 1を積み上げるにとどまった。3位となって鹿島とは 5差。 来週はホームで鹿島と直接対決する。優勝へ向けた大一番となる。

ボールを支配して敵陣に押し込んで進めたが、 湘南の堅守を破れずに先制できなかった。

29分に自陣内でパスを回していた最終ラインがボールを奪われるミスがあり、 湘南の鈴木章斗に決められて失点した。

そこから攻勢をかけて一方的に攻め込み、36分にペナルティーエリア内でボールを得た須貝英大が倒されてPKを獲得したが、 原大智が正面に蹴ったキックが動かなかったGK真田幸太に阻止されて同点にできなかった。

京都の不運はさらに続いて前半追加タイム 1分に湘南のカウンター攻撃をファウルで止めに行った 鈴木義宜がレッドカードを受けて退場処分となった。

後半は数的不利になりながも攻めたが、ゴールは遠く、苦しんだ。

湘南は 5月 11日の東京ヴェルディ戦以来、 5カ月ぶりとなる勝利が見えてきたが、 2点目をとれずに勝ちを決めきれなかった。

京都は終盤に攻勢をかけ、追加タイム 10分に山田楓喜が右クロスをあげ、 須貝が頭であわせて叩きつけ、劇的な同点ゴールを決めて引き分けた。

京都は 2試合連続引き分けで 17勝 10分 7敗となった。勝ち点 61。

湘南は連敗を 7で止めて 6勝 8分 20敗となった。 勝ち点 26で 2部降格圏の 19位。残留圏の 17位とは 8差となり、 残り 4試合で非常に厳しくなった。