開始から浦和が攻め込んだが、先制できなかった。
鹿島は 14分に鈴木優磨が前線でＧＫ西川周作にプレッシャーをかけてキックミスを誘い、 ペナルティーエリア際から左足で無人のゴールに蹴り込んで先制した。
その後は浦和がボールを支配して主導権を握り、前線でチャンスを作ったが、 決定力を欠いて同点にできなかった。 42分には左サイドを崩して長沼洋一がペナルティーエリアの深い位置からマイナスのボールを送り、 フリーで待っていた金子拓郎が左足であわせる絶好機があったが、 枠の上に大きく外して決められなかった。
後半は選手交代を行って攻撃の圧力を強めてゴールに迫ったが、 ＧＫ早川友基の好守に阻まれるなどして最後まで鹿島の守備を攻略できずに終わった。
鹿島は 2連勝で 18勝 4分 8敗となった。勝ち点 58にのばした。 前節の時点で勝ち点で並んでいた首位の京都が同時刻に行われた清水戦に 0-1で敗れたため、 勝ち点で上回って 8月 23日以来の首位に立った。
浦和は 2試合連続無得点で 2連敗し、13勝 8分 9敗となった。 勝ち点 47で 8位。
会場の「埼玉スタジアム」は今季最多となる 53,301人の観衆を集めた。