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UPDATED 2025/9/12

エリアス殊勲の同点ゴール、 J1京都が広島と引き分けて首位を死守

9月 12日 -- J1リーグは首位の京都が敵地で広島と対戦し、劣勢を強いられながらも終了間際にラファエル・エリアスが同点ゴールを決めて 1-1で引き分けた。

連勝を 4で止めて 16勝 7分 6敗としたが、勝ち点 55で首位を守った。 10戦連続負けなしは球団記録となった。

広島は 2連続引き分けで 15勝 6分 9敗となった。 勝ち点 51で 6位。

開始から広島が積極的に攻めて主導権を握って進めた。 チャンスを多く作って前半だけで 13本のシュートを放ったが、決定力を欠いて決められなかった。

44分に左クロスを佐々木翔が頭であわせる絶好機があったが、 バーを強打して跳ね返された。

後半は選手交代を行って攻撃の圧力を強めてゴールに迫った。 54分に左から流し込まれたボールを木下康介が右足アウトサイドであわせたが、 バーに阻まれた。

63分になってペナルティーエリア内でパスを受けた木下がグラウンダーを放ち、 キーパーがはじいたボールがバーに跳ね返され、佐々木が押し込んで先制した。

その後も広島が有利に進めたが、追加点を奪えなかった。

京都は攻撃チャンスが少なく、エリアスは前線でストレスをためてイエローカードを受けたが、88分にワンチャンスを生かした。 宮本優太が右サイドから流し込んだボールをディフェンスを背負いながら受けて反転し、左足でグラウンダーを決めて同点にした。

エリアスのゴールは 5戦連続、今季 16ゴールはリーグ最多となった。

その後はともに激しくぶつかってチャンスを作ったが、 勝ち越しゴールは生まれずに終わった。

シュート数は広島が 24本、京都が 5本だった。