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UPDATED 2025/8/24

J1京都が 1週間ぶり首位奪還、 4ゴールでFC東京を完膚なきまでに叩く

8月 24日 -- J1リーグ京都が敵地でFC東京に 4-0で勝ち、1週間ぶりに首位を奪還した。

J1は 5日間で 4チームが入れ替わって首位に立つ異常な大混戦状態に陥っている。

京都は 16日の東京ヴェルディ戦に 1-0で勝って首位に立ち、 その後は 20日に町田、22日に、23日に鹿島が首位に立った。 そしてこの日、京都が勝って 15勝 6分 6敗として勝ち点 51にのばした。 鹿島と並び、得失点差で上回って首位に浮上した。

8分にペナルティーエリア内にあがったボールを福田心之助がジャンプして頭であわせにいったプレイで体当たりされて倒され、PKを獲得した。ラファエル・エリアスがキックを決めて先制した。

13分にはFC東京がペナルティーエリア内でパスを回したところをエリアスが奪いに行き、 GKキム・スンギュに倒されてPKを獲得した。 自らキックを決めて 2-0とした。

その後は東京がボールを支配して進めたが、前線での働きかけが鈍く、 チャンスはあまり作れなかった。

京都は 45分に平戸太貴が後方からペナルティーエリア内にボールをあげ、 フリーの鈴木義宜が頭であわせて鮮やかに決めた。

後半は東京が攻勢をかけてゴールに迫ったが、GK太田岳志の好守に阻まれて得点できなかった。

京都は再び東京のミスをつき、81分にキーパーがディフェンスに出したパスを松田天馬が奪ってペナルティーエリア内のエリアスに渡り、左足で決めた。 エリアスはハットトリックを達成して今季 13ゴールとした。

東京は終了間際にマルセロ・ヒアンがゴールを決めたが、 VARによってオフサイド判定され、得点が取り消されて試合終了となった。

東京は 8勝 6分 13敗となった。勝ち点 30で 15位。 4失点は 2023年 5月 6日の札幌戦 1-5以来、2年ぶりとなった。