サッカー・ニュース

UPDATED 2025/8/7

東洋大ラストに痛恨ミスで天皇杯敗退、 神戸が 4年連続の準々決勝進出

8月 6日 -- 第105回天皇杯・4回戦はJ1王者のヴィッセル神戸がホームで東洋大学と対戦し、延長ラストでゴールを決めて 2-1で勝ち、4年連続の準々決勝に進んだ。

東洋大学は 2回戦でレイソルを 2-0、3回戦でアルビレックス新潟を 2-1で下して史上初めて大学チームがJ1チームを連破して勢いに乗り、 J1王者も苦しめたが、3連破はできずに惜しくも敗退した。

神戸がボールを支配して主導権を握って進め、13分にペナルティーエリア右に送られたボールを小松蓮がディフェンスから奪ってゴール前に送り、出遥也が右足であわせて先制した。

その後も有利に進めてチャンスを作ったが、追加点を奪えなかった。

東洋大は 36分にカウンター攻撃を決め、 山之内佑成が自陣から左サイドをドリブルで進んでペナルティーエリア際から折り返し、 湯之前匡央が左足であわせて同点にした。

後半は神戸が押し気味に進めたが、東洋大学も容易に引かずにぶつかり合った。 ともにチャンスを作りながらもゴールを決められずに 90分を終了した。

延長はゴールが決まらずに進み、120分を経過したが、 追加タイム 1分に東洋大学に痛恨ミスが出た。 右からのクロスボールをGK磐井稜真が捕球しきれずに後ろにそらし、 宮代大聖が頭で決めて決勝点とした。