3日前に対戦して 1-3で敗れ、中 2日で再戦して 2連敗を喫した。
ブラジルは世代交代が進んで若い選手が台頭し、 昨年のパリ五輪は銀メダルを獲得した。2027年に母国で女子ワールドカップの開催が予定され、 優勝を目指して順調に強化が進んでいる。
日本は「4-3-3」布陣を敷き、センターフォワードに田中美南、 左に藤野あおば、右に清家貴子、 2列目に籾木結花、三浦成美、松窪真心、 左サイドバックに北川ひかる、右サイドバックに高橋はな、 センターバックに石川璃音と古賀塔子、キーパーに山下杏也加が先発した。
ブラジルにボールを支配されて押し込まれ、守勢に回ったが、失点せずに進めた。 0-0で前半を折り返し、後半は 46分に敵陣でパスをつないで藤野がペナルティーエリア左で受けてゴール前に送り、 清家が右足であわせて先制した。
ブラジルは 54分に左コーナーキックをゴール前にあげ、 GK木下がパンチできずに後ろに流れたボールが石川に当たってオウンゴールとなり、同点にした。
79分にはカウンター攻撃を成功させ、ケロリンがドリブルで進んでディフェンスを引き付けてパスを出し、ジョンソンがキーパーと交錯ながら決めた。
日本はそこから反撃を試みたが、前線での働きかけが弱く、チャンスをあまり作れずに終わった。
日本はこの後、27日にマドリードでスペイン(FIFAランキング2位)と国際親善試合を行う。