NBA西カンファレンス決勝 2021

UPDATED 2021/6/29

ジョージ 41点 13リバウンド
クリッパーズ敵地で生き延びる

6月 28日 -- 西カンファレンス決勝クリッパーズが敵地でサンズと第5戦を行い、 ポール・ジョージが 41点 13リバウンドの活躍をみせて 116-102で勝ち、 対戦成績を 3-2と挽回した。

ホームでの第4戦に競り負けて王手をかけられ、 敗退の危機に直面したが、敵地で勝って生き延びた。

この日はセンターのイビチャ・ズバッチが右膝を痛めて欠場し、高さを欠いたが、 ジョージを先頭にシュートを効果的に決めて得点を伸ばした。フィールドゴール(FG)成功率は 54.8パーセントに達した。

レジー・ジャクソンが 23点、マーカス・モリスが 22点だった。 エースのカワイ・レナードは右膝を痛めて前のシリーズから 7試合連続で欠場した。

サンズはFG成功率が 45.2パーセントだった。 デビン・ブッカーが 31点、クリス・ポールが 22点 8アシストだった。 バックコートでは有利にプレイしたが、フロントコートで苦戦を強いられてペイントでの失点が多くなった。

クリッパーズは開始から積極的にプレイして得点を伸ばし、 1Q途中に 20-5と大きくリードした。

サンズは 2Qに反撃して 12点連取し、一時 44-42と 2点差に接近したが、逆転できなかった。 クリッパーズが引き離して 59-52として前半を折り返した。

3Qは残り 8分半でサンズが 62-61と逆転したが、 そこからクリッパーズが 10点連取してリードし、 主導権を握って進めた。

4Qは残り 7分で 98-94と 4点差に縮まったが、 クリッパーズはそこからジャクソンが 3ポイントを 2本決めるなど、連続得点して引き離し、残り 4分で 112-96とした。

その後は両チームともシュートミスが続いて得点が伸びずにクリッパーズがリードを守って逃げ切った。