NBA西カンファレンス決勝 2021

UPDATED 2021/6/21

ブッカー 40点初トリプルダブル
サンズが西決勝先勝

6月 20日 -- 西カンファレンス決勝は第2シードのサンズがホームで第4シードのクリッパーズと第1戦を行い、 デビン・ブッカーが 40点 13リバウンド 11アシストを記録して 120-114で先勝した。

ブッカーは自己初めてのトリプルダブルを達成した。 前半は 11点とおとなしかったが、 後半は 3Qに 18点、4Qに 11点あげてチームを勝利に導いた。

サンズはリング下を有利に支配して得点を伸ばした。 フィールドゴール(FG)成功率は 55.1パーセントに達した。 デアンドレ・エイトンが 20点 9リバウンドだった。

司令塔のクリス・ポールは新型コロナウイルスの隔離によって欠場した。

クリッパーズは 3ポイントを 20本決めて得点を伸ばした。 ポール・ジョージが 7本入れて 34点、レジー・ジャクソンが 4本入れて 24点だった。

カワイ・レナードは右膝を痛めて欠場した。 チームに帯同しておらず、ロサンゼルスで治療を続けている。第2戦も欠場する見通し。

試合は開始から互角の攻防が続き、前半はサンズが 57-54とリードして折り返した。 3Qはクリッパーズが追いついて 93-93となったが、 4Qは疲れが出て失速した。2日前にジャズとのプレーオフ 2回戦・第6戦に勝ち、 休養が 1日しかなかったことが響いた。

1週間ぶりの試合で休養十分なサンズはブッカーを先頭に攻勢をかけてリードした。 残り 2分でマイカル・ブリッジスが 3ポイントを決めて 116-106と 10点差にした。

そこからクリッパーズに 3ポイントを 2本決められて粘られたが、 ブッカーがダンクを叩きこんで残り 20秒で 118-114と 4点差にし、 さらにブッカーがフリースローで追加点を入れて逃げ切った。