グリズリーズは引き換えに ケンタビャス・コールドウェル=ポープ（32）とコール・アンソニー（25）を獲得する。
さらに今月のドラフト 1巡 16位指名をマジックに譲渡し、 引き換えに 2026年、2028年、2030年の 1巡指名権を獲得する。
マジックの今季成績は 41勝 41敗だった。プレーオフに進んだが、1回戦でセルティクスに敗れて敗退した。 フロントコートにはパオロ・バンケロとフランツ・ワグナーの 2枚看板がいるが、 バックコート陣が弱く強化を必要としていた。その補強としてベインを獲得した。
ベインは 2020年のドラフト 1巡 30位指名でグリズリーズに入団し、 2年目から先発に定着して活躍した。2023-24シーズンに自己最多となる平均 23.7点、5.5アシストを記録した。 今季は 19.2点 5.3アシストだった。昨夏に 5年 2億ドル（289億円）の大型契約を結び、4年分が残っている。
グリズリーズの今季成績は 48勝 34敗だった。 プレーインからプレーオフに進んだが、1回戦でサンダーに 1勝もできずに敗退した。
3年目のスコティー・ピッペン（24）が力をつけて数字を伸ばし、シーズン終盤とプレーオフは先発起用されるようになった。ベインの後窯としてメドがついている。
コールドウェル=ポープは 2020年にレイカーズ、2023年にナゲッツで優勝経験がある。 今季は平均 8.7点 1.8アシストだった。
アンソニーは 2020年のドラフト 1巡 15位指名でマジックに入団したが、 先発に定着できずにベンチ選手として働いていた。 今季は平均 9.4点 2.9アシストだった。
