NBAニュース

UPDATED 2022/9/22

サンズ資格停止のオーナー、 球団売却を発表

9月 21日 -- サンズは一年間の資格停止処分を受けたオーナーのロバート・サーバーが球団売却すると発表した。

サーバーは人種差別と女性蔑視発言が問題となり、 1週間前に 1年間の資格停止処分と罰金 1000万ドルを科せられた。

リーグ関係者や選手会からは「処分が甘い」と批判が出ており、 「永久追放にするべき」との声が上がっている。

そうした渦中でサーバーは所有するサンズと女子プロバスケットWNBAのフェニックス・マーキュリーを手放すことを決めた。

2014年に元クリッパーズのオーナーだったドナルド・スターリングが差別発言によって永久追放され、 球団売却を余儀なくされたケースがあり、サンズも似た道をたどることになった。

NBA球団の売却は 2019年のネッツ以来となり、 その時の売却額は歴代最高の 33億ドルを記録した。

スポーツ球団の資産評価額は近年急上昇しており、 イングランド・プレミアリーグのチェルシー(2022年)は世界記録の 52億ドルで売却された。 アメリカではNFLのデンバー・ブロンコス(2022年)が 46.5億ドルを記録した。