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10月 3日 -- U-20ワールドカップ 1次リーグＡ組最終節は 日本がニュージーランドを 3-0で下し、 3戦全勝でトップ通過した。

前節で決勝トーナメント進出を決めて余裕をもって 30日のチリ戦から 8人を入れ替えて臨んだ。

「4-2-3-1」布陣を敷き、ワントップに神田奏真、 トップ下に中川育（初先発）、左に横山夢樹（初先発）、右に平賀大空、 守備的中盤に石渡ネルソン（初先発）と小倉幸成（初先発）、 左サイドバックに小杉啓、右サイドバックに森壮一朗（初先発）、 センターバックに塩川桜道（初先発）と市原吏音、キーパーに荒木琉偉（初先発）が先発した。

試合は雨の中で行われた。 フィールド中盤で力強くプレイして敵陣に押し込み、 21分にペナルティーエリア手前でパスをつなぎ、 小倉が右サイドにパスを出そうとして反転し、正面 25メートルから左足を振りぬき、豪快に決めて先制した。

その後はニュージーランドの当たりが激しくなっていき、 36分に神田が顔を殴られるラフプレイがあった。 ビデオ判定を要求し、相手選手は退場にはならなかったが、イエローカードが提示された。

その後も激しい攻防が続き、日本は失点せずに進めて 64分に平賀がペナルティーエリア右からシュートし、ディフェンスがクリアしきれずにオウンゴールとなって追加点を入れた。

82分には高岡伶颯がペナルティーエリア内に短い縦パスを送り、 石井久継が受けてキーパーを交わして蹴り込んだ。

Ａ組のもう 1試合はエジプトがチリに 2-1で勝った。 勝ち点は日本 9、チリ 3、エジプト 3、ニュージランド 3となった。 チリが 2位となって決勝トーナメント進出を決めた。

日本は 3試合で 7ゴールを決め、無失点で終えた。圧倒的な強さを誇って勝ち上がった。 8日の決勝トーナメント1回戦はＣ組3位、Ｄ組3位、Ｅ組3位のいずれかと当たる。