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UPDATED 2025/10/1

日本 2ゴールで開催国チリ撃破、 2連勝で U-20W杯決勝トーナメント進出

9月 30日 -- U-20ワールドカップ 1次リーグA組第2戦は日本が開催国のチリを 2-0で下し、2連勝で 2大会ぶりの決勝トーナメントに進んだ。

27日のエジプト戦から 2人を入れ替えて臨んだ。 「4-2-3-1」布陣を敷き、ワントップに高岡伶颯(初先発)、 トップ下に佐藤龍之介、左に齋藤俊輔、右に平賀大空(初先発)、 守備的中盤に大関友翔と布施克真、 左サイドバックに小杉啓、右サイドバックに梅木怜、 センターバックに喜多壱也と市原吏音、キーパーにピサノアレックス幸冬堀尾が先発した。

スタジアムはチリのサポーターで埋まり、完全アウェイの厳しい環境となったが、 身じろぐことなく、序盤から積極的にプレイした。

敵陣に深く攻め込んで 32分に高岡がペナルティーエリア内で押し倒されてPKを獲得した。自らキックしたが、キーパーの好反応に阻止されて先制を逃した。

後半は 55分に齋藤がペナルティーエリア内に持ち込んで倒された。 フィールドでファウルは取られなかったが、日本ベンチがビデオ判定をリクエストし、PKが与えられた。今大会はVAR(ビデオ・アシスタント・レフリー)に似たFVS(フットボール・ビデオ・サポート)が採用され、 監督の要求によってビデオ判定が行われることになっている。

高岡がキックを決めて先制した。

その後はチリが反撃して日本は自陣に押し込まれてピンチを作ったが、 GK堀尾の好守で失点を阻止して進めた。

82分に横山夢樹が正面 20メートルでパスを受けて右足でシュートし、 鮮やかに決めて追加点を入れて勝った。

1次リーグA組のもう 1試合はニュージーランドがエジプトに 2-1で勝った。

日本はこの後、来月 3日にニュージーランドと対戦する。