2試合連続で上位シードをアップセットし、第26回スーパーボウルを制覇した 1991年以来、33年ぶりのNFC決勝進出を決めた。
ライオンズは圧倒的な攻撃力で今季 15勝をあげて第1シードをとり、初のスーパーボウル出場の期待が高かったが、まさかの 1回戦敗退に終わった。 QBジャレッド・ゴフが乱調で 3インターセプト、1ファンブルロストを喫した。 それが大量失点に結びついて挽回できなかった。
1Q途中までターンオーバーはなく、ライオンズが 7-3とリードした。 1Q末に最初のターンオーバーが出て 2Qはタッチダウンを取りあう乱戦となった。
コマンダースは左サイドのバブルスクリーンでパスを受けたWRテリー・マクローリンがディフェンスを切り裂いて駆け上がり、58yTDを決めて 17-14とリードした。 さらに続く守備でSクワン・マーティンが敵陣でインターセプトを奪い、40yリターンTDを決めて 24-14とした。
ライオンズはWRジェームソン・ウィリアムズがリバースから 61yTDランを決めて反撃したが、 コマンダースは新人QBジェイデン・ダニエルズがTEザック・アーツに 5yTDパスを決めて 31-21として前半を終了した。
ライオンズは 3QにRBジャミル・ギブスが 8yTDランを決めて 3点差に接近したが、 追いつくことはできなかった。4Qはインターセプトが 2本出てタッチダウンをとれなかった。
コマンダースは 4Q開始直後にRBブライアン・ロビンソンが 1yTDランで追加点を入れた。 続く守備の 3プレイ目には新人CBマイク・センリスティルがロングパスをインターセプトして失点を阻止し、 そこからの攻撃でRBジェレミー・マクニコルズが 1yTDランを決めて 45-28と 17点差にした。
ライオンズは残り 5分で 28yフィールドゴール(FG)を決めて 14点差にしたが、 それが最後の得点となった。最後はQBゴフのTDパスがインターセプトされて終了した。
コマンダースは来週のNFC決勝でイーグルス−ラムズの勝者と対戦する。
2Qはコマンダースが 28点、ライオンズが 14点とった。 計 42点はプレーオフのクォーター記録となった。