ワトソンは婦女暴行などで 20を超える訴訟を起こされ、1日に 6試合出場停止の裁定が下されたが、 処分が軽いとしてリーグが 1年間の出場停止を求めて異議申し立てを行っていた。
その裁定が下る前にワトソンとリーグが和解する形で 11試合の出場停止にするこで決着した。 ワトソンにはさらに罰金 500万ドルが科せられ、精神療養を受けることが義務づけられた。
ワトソンの出場停止は開幕前の今月 30日から始まり、11月 28日までとなる。 実戦復帰は第13週となり、12月 4日に敵地で古巣のテキサンズと対戦する。
ブラウンズはワトソンが出場停止になった場合に備えて経験あるベテラン選手を用意している。 ＱＢジャコビー・ブリセット、ＱＢジョシュア・ドブス、ＱＢジョシュ・ローズンが控えにおり、 ケヴィン・ステファンスキー監督は代役としてブリセットを先発起用する方針を明らかにしている。
ワトソンは 2017年のドラフト 1巡 12位指名でテキサンズに入団し、1年目から先発を務めて活躍した。 2020年にパスでリーグ最多の 4,823ヤードを獲得し、33タッチダウン（ＴＤ）をあげた。
2021年は訴訟を起こされ、球団の判断によって出場停止となってシーズンを全休した。シーズン終了後の今年 3月にトレードでブラウンズに移籍した。
