ＮＢＡプレーオフ1回戦2025

4月 27日 -- 東カンファレンスのプレーオフ1回戦はニックスが敵地でピストンズと第4戦を行い、4Ｑ残り 46秒でカール=アンソニー・タウンズが逆転 3ポイントを決めて 94-93で勝ち、対戦成績を 3-1として 2回戦進出に王手をかけた。

ピストンズは 4Ｑ残り 7秒でケイド・カニンガムがフリースローライン付近からのシュートを失敗し、 リバウンド争いからのルーズボールをティム・ハーダウェイが右コーナーで拾って 3ポイントを放ったが、ディフェンスに接触されて決められなかった。

明らかにディフェンスで飛んだジョシュ・ハートがハーダウェイの腕に接触していたが、 審判は笛を吹かずにそのまま試合終了となった。

審判団は試合後に会見し、「最後のプレイを検証した結果、ハートの身体がハーダウェイにほぼ接触してたため、ファウルをとるべきだった」と誤審を認めた。

ニックスは開始からリードして進め、2Ｑ末に 48-32と 16点リードした。 後半はシュートが決まらなくなって失速し、ピストンズに逆転された。 4Ｑは残り 8分半で 11点劣勢になったが、マイカル・ブリッジスが 3ポイントを 2本決めなどして追いあげた。

4Ｑ残り 1分半でタウンズが右ベースラインからフェイダウェイを入れて 2点差にし、 ピストンズがシュートを失敗した後、タウンズが正面右寄りの 3ポイントラインから 2歩下がった深い位置からシュートを決めて逆転した。これが決勝点となった。