NBAプレーオフ 2回戦 2021

UPDATED 2021/6/20

バックス死闘延長を制す
ネッツ下して東決勝進出

6月 19日 -- 東カンファレンスのプレーオフ 2回戦バックスが敵地でネッツと第7戦を行い、 延長の末に 115-111で勝って 2年ぶりのカンファレンス決勝に進んだ。

ネッツはケヴィン・デュラント、カイリー・アービング、 ジェームズ・ハーデンのスター選手を集めて優勝の最有力候補との呼び声が高かったが、まさかの 2回戦敗退となった。

このシリーズはアービングとハーデンが負傷離脱し、万全で戦うことが出来なかった。 デュラントが孤軍奮闘したが、及ばなかった。

バックスは第1戦と第2戦を落として苦しかったが、その後はクリス・ミドルトンが活躍し、 ヤニス・アデトクンボとあわせて爆発的なオフェンスでネッツを圧倒した。

この日は開始から互角の攻防が続き、どちらも譲らなかった。 4Q以降は死闘となり、白熱した。

4Q残り 1分でバックスが 109-105とリードし、 ネッツはそこからデュラントがジャンプシュートを 2本決めて残り 1.6秒で同点にした。

バックスは最後にアデトクンボが左サイドでインバウンズパスを受けてターンアラウンド・ジャンプシュートを放ったが、決まらなかった。

延長は残り 1分で 111-111となり、 ネッツはデュラントとジョー・ハリスがシュートを外した。 バックスはミドルトンが正面からターンアラウンド・フェイダウェイを入れて残り 40秒で勝ち越した。

ネッツはデュラントがシュートを 2本外して得点できなかった。 バックスはブルック・ロペスがフリースロー 2投を入れて逃げ切った。

バックスはほぼ 7人でローテーションし、ベンチ得点はパット・コノフトンの 9点のみだった。 アデトクンボが 51分プレイして 40点 13リバウンド、 ミドルトンがほぼフル出場の 52分 21秒プレイして 23点 10リバウンド、 ロペスが 19点 8リバウンドだった。

ネッツもほぼ 7人でローテーションし、ベンチ得点はなかった。 デュラントがフル出場の 53分プレイして 48点 9リバウンドだった。 ハーデンは 52分 59秒プレイして 22点 9リバウンド 9アシスト、 ブルース・ブラウンは 52分 8秒プレイして 14点だった。

バックスは東カンファレンス決勝で76ERSホークスの勝者と対戦する。