関係者によるとペリカンズはカズンズとオムリ・カシピを獲得し、 キングスは引き換えにタイリク・エヴァンス、新人王候補のバディー・ヒールド、 ラングストン・ギャロウェイ、さらに今夏ドラフトの 1巡指名権と 2巡指名権を獲得した。

カズンズは 2010年のドラフト 1巡 5位指名でキングスに入団し、 1年目から主力として活躍した。 今季は 55試合出場で平均 27.8点 10.6リバウンド 4.8アシストの好成績を残している。 テクニカル反則が多い選手で、今季はすでに 17回受けて 1試合出場停止になった。

キングスはカズンズが活躍しながも成績が振るわずに 10年連続でプレーオフ進出を逃している。 今季も 24勝 33敗と大きく負け越し、 西カンファレンスでプレーオフ圏外の 9位に低迷している。

球団幹部は現状では今後もプレーオフ進出が難しいと判断して思い切ったチーム改革を決断した。

ペリカンズは今季 23勝 34敗で西カンファレンス 11位。 エースのアンソニー・デヴィスが活躍する一方で、他の選手の活躍が少なく、勝利に結びついていない。 デヴィスの負担を少なくして成績をあげるために大型補強を決めた。