ワールドシリーズ連覇は 1998年〜2000年にヤンキースが 3連覇を達成して以来 24年ぶりとなった。
八回まで劣勢が続いたが、九回 1死でミゲル・ロハスが起死回生の左越えソロ本塁打を放って 4-4とした。
九回裏は 1死一二塁の場面で前日に先発した山本由伸がリリーフ登板し、 死球で満塁にしたが、後続を二ゴロと中飛に打ち取って失点を阻止した。 延長も続投して胴上げ投手になった。
11回にウィル・スミスが左越えソロ本塁打を放って勝ちした後、 裏の守備は先頭打者のウラディミール・ゲレーロに左翼線二塁打を浴び、送りバントと四球で 1死一三塁にしたが、次の打者を遊ゴロ併殺に打ち取って世界一を達成した。
最優秀選手MVPには今シリーズで 3勝をあげた山本が選ばれた。 日本選手のワールドシリーズMVPは 2009年の松井秀喜(ヤンキース)以来、2人目となった。
大谷翔平は 1番ピッチャーで出場し、3回途中まで投げて 5安打 3失点 2四球 3奪三振だった。 二回に 2死満塁のピンチを作ったが、後続を三振にとって失点しなかった。 三回は左前安打と申告敬遠で 1死一二塁にし、 ボー・ビシェットに中越え 3ラン本塁打を浴びて失点した。その時点で降板した。
打者では 5打数 2安打 1四球だった。 中前安打、左飛、右前安打、四球、左飛、二ゴロ。
ブルージェイズは 1993年以来、32年ぶりの世界一を達成できなかった。