山本は 4安打 1失点、無四球 8奪三振だった。105球で 9回を投げ切った。 勝ち投手になった。
ワールドシリーズの完投勝利は 2015年のジョニー・クエト（ロイヤルズ）以来、10年ぶりとなった。
山本はナショナルリーグ優勝決定シリーズ第2戦のブルワーズ戦でも 9回を完投して勝っており、 ポストシーズンの 2戦連続完投勝利は 2001年のカート・シリング（ダイヤモンドバックス） 以来 24年ぶりとなった。
1点援護を得て一回のマウンドにあがり、先頭打者から左翼線二塁打、左前安打と連打されて一三塁のピンチを作ったが、後続を空振り三振、一直、見逃し三振にとって失点せずに切り抜けた。
二回も先頭打者に内野安打を許して走者を背負ったが、 後続を見逃し三振、中飛、遊ゴロに打ち取った。
三回も死球と左翼線安打で一三塁にし、アレハンドロ・カークに中犠飛を許して 1失点し、 同点にされた。
四回以降は三者凡退を続け、走者を出さずに完璧だった。 七回に打線が 2点勝ち越し、八回にも 2点入れて 4点差にした。 乱れることなく、九回を投げ切って勝った。
大谷翔平は 1番指名打者で出場して 4打数 1安打だった。 左飛、三邪飛、三邪飛と倒れた後、八回 1死一塁の 4打席目に内角低めチェンジアップをバットを折りながら打ち返し、一二塁間を破る左前安打にした。
第3戦は 27日に会場をロサンゼルスに移して行われる。