ワイルドカードシリーズ2025

UPDATED 2025/10/2

吉田代打ヘッドスライディングで安打、 適時打にはならずにRソックス競り負ける

10月 1日 -- アメリカンリーグのワイルドカードシリーズ(WCS)はヤンキースがホームでレッドソックスと第2戦を行い、八回に勝ち越して 4-3で勝ち、 対戦成績を 1-1とした。

レッドソックスの吉田正尚は 2戦連続ベンチスタートで同点の 七回 2死一二塁の場面で代打出場した。フルカウントから高め速球を叩きつけ、 二遊間にゴロを打ち返した。

二塁手が飛びついてセンターには抜けなかったが、 吉田が激走して一塁に頭から滑り込み、セーフとなった。 二塁走者はホームに戻れずに勝ち越せなかったが、満塁にしてチャンスをひろげた。 後続が中飛に倒れて得点にはつながらなかった。

ヤンキースは一回にベン・ライスが右越え 2ラン本塁打を放って先制し、 三回に同点にされた後、五回に 2死二塁でアーロン・ジャッジが左前安打を放って 1点勝ち越した。

六回に同点にされた後、八回は 2死からジャズ・チザムが四球を選び、 オースティン・ウェルズが右翼線に安打を放った。ボールが壁に当たって失速し、 右翼手が打球処理をてこずる間にチザムが一気にホームをつき、セーフになった。

1点勝ち越して九回はデビッド・ベッドナーが三者凡退に切って勝った。