ワイルドカードシリーズ2025

9月 30日 -- アメリカンリーグのワイルドカードシリーズ（WCS）は第5シードのレッドソックスが敵地で第4シードのヤンキースと第1戦を行い、 代打出場した吉田正尚が逆転 2点適時打を放って 3-1で先勝した。

レッドソックスは走者を出してチャンスを多く作りながらも適時打が出ずに苦戦を強いられた。六回まで無得点で 1点リードされた。

七回は四球と二塁打で無死二三塁にし、 ロブ・レフスナイダーに代えて吉田が起用された。 初球の高め速球を上から叩きつけ、鋭いゴロが三遊間を抜けた。 2走者が生還して逆転した。

吉田は指名打者で出場を続け、九回 1死走者なしの 2打席目はカウント 1-1から内角スプリッターを凡打して二ゴロに倒れた。

レッドソックスは九回 2死から 2連打して 1点加えた。 その裏はアロルディス・チャップマンが 3連打されて無死満塁にピンチを作ったが、 持ちこたえて後続を三振、右飛、三振にとって失点せずに逃げ切った。