本塁打は出ずに 53本のまま、ナショナルリーグ2位。トップのカイル・シュウォーバー(フィリーズ)がこの日のマーリンズ戦で 55号ソロ、56号ソロ本塁打を放ったため、 その差が 3本にひらいた。
一回先頭打者の 1打席目にカウント 3-1から内角速球を完璧にとらえてセンター方向に大飛球を打ち上げた。 54号が出たと思われたが、高いフェンスに阻まれて跳ね返され、三塁打にとどまった。
三回 1死走者なしの 2打席目はカウント 1-2から高め速球を空振りして三振。
四回 2死一塁の 3打席目はカウント 0-2から内角速球を打ち上げて中飛。
七回 1死一塁の 4打席目は初球の低め速球を凡打して一ゴロ併殺。
十回先頭打者の 5打席目はカウント 2-2から外角低めスイーパーを空振りして三振。
ドジャースは延長11回の末に 5-4で勝った。 連敗を 2で止めて 89勝 69敗となった。ナショナルリーグ西地区首位で 2位パドレスとの試合差を 2.5にひろげ、優勝マジックを「1」とした。
4-4で延長に進み、十回はムーキー・ベッツが右前安打を放ったが、二塁からホームをついたキム・ヘソンが好返球によってアウトになり、勝ち越せなかった。 その裏の守備は送りバントで三塁に進まれたが、2つの申告敬遠で満塁策をとり、 後続を遊飛と右飛に打ち取って失点しなかった。
11回は右飛で走者が三塁に進み、トミー・エドマンが中前安打して生還し、1点勝ち越した。 その裏はジャスティン・ロブレスキーが三者凡退に打ち取って勝った。
佐々木朗希が 4カ月半ぶりに右肩負傷から復帰し、 3-1とリードした七回に 2番手で登板した。 三ゴロ、見逃し三振、空振り三振と完璧な内容で打ち取った。13球だった。 初ホールドがついた。
ダイヤモンドバックスは連勝を 3で止めて 80勝 78敗となった。 同地区 3位で優勝は絶たれている。 ワイルドカードは 4位でレッズと並び、プレーオフ圏の 3位メッツとは 1.0試合差。 残り 4試合。