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UPDATED 2025/8/13

大谷 4試合連続 43号ソロ本塁打、 遊直でまさかの三重殺を食らう

8月 12日 -- ドジャース大谷翔平が敵地のエンゼルス戦で 4試合連続 43号ソロ本塁打を放った。

一番指名打者で出場して 3打数 2安打 1打点 2四球だった。 11試合連続安打で打率 .284とした。

43本塁打は前日まで並んでいたカイル・シュウォーバー(フィリーズ)を超えてナショナルリーグで単独トップとなった。

一回先頭打者の 1打席目と二回 2死走者なしの 2打席目はともに四球。

五回 1死走者なしの 3打席目はカウント 2-1から内角高め速球を打ち上げて一飛。

六回無死一二塁の 4打席目はカウント 2-2から外角速球を腕を伸ばして上手くミートして打ち返したが、二塁上にいた遊撃手がライナーで捕球し、そのまま二塁を踏んで 二塁走者がアウト。一塁に送球して一塁走者もアウトになり、まさかの三重殺となった。

九回先頭打者の 5打席目は 2球目の甘く入った高めカッターを完璧にとらえて大きなスイングで打ち返し、 右方向にあがった大飛球が客席に飛び込んだ。 飛距離 123メートル、打球速度 184.8キロの打った瞬間それと判る一発だった。

試合は延長十回の末にエンゼルスが 7-6で勝った。 2連勝で 58勝 62敗となった。 アメリカンリーグ西地区 4位でプレーオフは困難な状況。

八回まで 1点リードして進め、九回にケンリー・ジャンセンが大谷に打たれて同点されたが、 十回は先頭打者のクリスチャン・ムーアが絶妙のバントでセーフになって無死一三塁とし、 ジョー・アデルが三遊間をワンバウンドで越えていく左前安打を放ってサヨナラ劇にした。

ドジャースは 3連敗で 68勝 52敗となった。 アメリカンリーグ西地区首位で 4連勝のパドレスと同勝率で並んだ。