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UPDATED 2025/6/20

大谷とタティスが死球を受けて乱闘勃発、 両軍監督とスアレスが退場

6月 19日 -- ドジャースパドレス戦は大谷翔平とフェルナンド・タティスが死球を受けて乱闘が勃発し、 両軍監督と大谷に死球を当てたロバート・スアレスが退場処分となった。

前日の試合でも大谷とタティスが死球を受け、この日は七回にパドレスのブライス・ジョンソンが左膝に死球を受けて交代し、 不穏な空気になった。

九回にはタティスが右手に死球を受け、マイク・シルト監督が怒りをあらわにしてベンチを飛び出した。 これに続いて両軍ベンチから選手たちが飛び出してフィールド上で揉みあいとなり、乱闘に発展した。

しばらく混乱が続いた後、収まり、シルト監督とドジャースのデイブ・ロバーツ監督が退場処分になり、警告試合が宣言された。 タティスはベンチに下がり、代走が送られた。

その裏には大谷が右脇腹に死球を受けた。当てたスアレスは即座に退場処分になった。

大谷は痛がりながらもベンチに向かって「出てくるな」と制止するジェスチャーをみせて一塁に歩いた。 選手たちはフィールドに出ずに乱闘は起こらずに試合は進行した。

パドレスは松井裕樹が緊急リリーフして最後の打者を打ち取った。5-3で勝った。

大谷は 4打数 1安打 1三振だった。右飛、右前安打、投ゴロ、空振り三振、死球。 3試合ぶりの安打で打率 .292。

山本由伸は先発登板して 7回 1/3を投げて 7安打 3失点、無四球 5奪三振、1被本塁打で負け投手になった。 100球を投げた。6勝 6敗、防御率 2.76。

松井はメジャー初セーブをあげた。