一回先頭打者で 2球目の低め速球を完璧にとらえた。 力強く振りぬいて右方向にあがった大飛球が二階席に飛び込んだ。飛距離 125メートル、打球速度 174キロの特大弾だった。
今季 18本塁打はカイル・シュウォーバー(フィリーズ)、 アーロン・ジャッジ(ヤンキース)と並んでメジャー最多タイ。 先頭打者本塁打は今季 4本目となった。
2打席目以降は空振り三振、中飛、中飛だった。 4打数 1安打 1打点 1三振で打率 .295とした。
千賀は大谷の一発で出鼻をくじかれたが、好投してその後は失点しなかった。 6回途中まで投げて 5安打 1失点 4四球 5奪三振で勝ち投手になった。5勝 3敗。 防御率 1.46はナショナルリーグ 1位。
本塁打を浴びたのは先月 1日のマーリンズ戦以来、9試合ぶり、今季 2本目となった。
一回は失点後に内野手エラーと左中間二塁打で無死二三塁にし、 中犠飛によって失点したが、好返球によってタイミングがきわどかった。 チャレンジした結果、判定が覆り、アウトとなって失点しなかった。
打線の援護を得て 2-1と逆転した二回と三回は三者凡退。
3-1とリードをひろげた四回は先頭打者に中前安打されたが、二ゴロ併殺にとった。 さらに左翼線二塁打と四球で走者をためたが、後続を左飛に打ち取った。
五回は四球、左前安打、四球で 2死満塁にしたが、 後続を三ゴロに打ち取った。
六回は三振を取った後、四球を与えて降板した。 101球だった。
メッツは 3-1で勝った。2連勝で 32勝 21敗となった。 4番のピート・アロンソが一回に 17試合ぶりとなる左中間越え 10号 2ラン本塁打を放った。
ドジャースは 2連敗で 32勝 21敗となった。