3月 16日 -- プロ野球の広島からポスティングシステムを利用してメジャーリーグ移籍を目指していた鈴木誠也外野手(27)が
カブスと契約合意したことが分かった。
複数メディアが伝えた。
5年契約で総額 8500万ドル(約100億3000万円)。
広島には 1462万 5000ドル(約17億4000万円)の譲渡金が支払われる。
鈴木は昨年 11月にポスティングシステムを申請し、
複数の球団と交渉したが、12月からロックアウトに入ったため、中断していた。
新しい労使協定が締結されて再開し、新天地が決まった。
この後は身体検査を経て正式発表される見通し。
カブスにはこれまで和田毅、藤川球児、高橋尚成、
福留孝介、田口壮、上原浩治、ダルビッシュ有(現パドレス)が所属した。
鈴木は東京・二松学舎大付高から 2012年のドラフト 2位で広島に入団し、
2016年から主力として活躍してリーグ 3連覇に貢献した。
6年連続で打率 3割、25本塁打を記録し、9シーズンの通算成績は 902試合で打率 .315、182本塁打 562打点 82盗塁。
昨年は 132試合で打率 .317、38本塁打 88打点だった。2度目の首位打者のタイトルを獲得した。
東京五輪では日本代表の 4番を務めて金メダル獲得に貢献した。