雨上がりのぬれた路面で行われたが、インターミディエイト(浅溝)タイヤを装着するマシンはなく、 ソフトとミディアムタイヤが使われた。
ノリスと総合優勝を争う同僚のピアストリは 3番グリッドからスタートして 3位を走行したが、 5周目の 3コーナーで制動を失ってスピンアウトし、バリアに激突してりタイアした。 ポイントを獲得できずに終わった。
その直後を走行すコラピント(アルピーヌ)とヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)も同じ場所でスピンアウトし、コラピントがマシンを止めてリタイアした。
この時点で赤旗中断となり、マシン撤去とバリア修復が行われた。
20分後にローリングスタートで再開し、順位変動なく進んだ。 最終周は 11位を走行するボルトレト(キック・ザウバー)がメインストレートで突然挙動を乱してスピンして側壁に激突してリタイアした。
黄旗が振られた状態で終了した。
メルセデスはアントネッリが 2位、ラッセルが 3位。 レッドブルはフェルスタッペンが 4位。角田裕毅は 18番グリッドからスタートして 14位に終わった。