低い路面温度と強風に悩まされ、 ランオフエリアのない市街地コースで壁に激突するマシンが相次いだ。 レース終盤は雨がぱらついて状況をさらに悪化させた。
Q1はアルボン(ウィリアムズ)、ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)、 コラピント(アルピーヌ)がクラッシュして 3度の赤旗が出た。
Q3はルクレール(フェラーリ)とピアストリ(マクラーレン)がクラッシュして 2度の赤旗が出た。 このコースを得意とするルクレールは 5年連続のポール獲得がかかったが、タイムなしに終わって 10番手に沈んだ。 総合首位のピアストリもタイムなしとなり、今季最低の 9番グリッドからのスタートとなった。
サインツ(ウィリアムズ)は赤旗前にタイムを出し、今季最高の 2番グリッドを獲得した。 ローソン(レーシングブルズ)は最後に好タイムを出して自己最高の 3番手につけた。
角田裕毅は 10番手でQ2を突破し、 レッドブルに移籍して最高の 6番手につけた。