スタート直後に前方を塞がれて 5位に後退し、序盤は苦戦を強いられたが、 他の上位勢が 2ストップを採用するなかで 1ストップに出て勝負をかけた。
20周目に先頭に立ち、31周目にタイヤ交換を行って 4位に後退したが、 他の上位勢が 2回目のタイヤ交換を行ってことで 46周目にトップに復帰した。 いいペースを保って走り、2戦ぶり今季 5度目の優勝を果たした。
同僚のピアストリは 2番グリッドからスタートして 2位に入った。 マクラーレンは 4戦連続、今季 7度目のワンツーフィニッシュを決めた。
ポールポジションからスタートしたルクレール(フェラーリ)はトップを走ったが、 40周目に 2回目のタイヤ交換を行って 4位に後退し、2位にまで順位をあげたが、 2回目のタイヤ交換をしないノリスの前には出られなかった。
終盤はタイヤが厳しくなってペースを大きく落としていき、4位で終えた。
ラッセル(メルセデス)が 3位となって表彰台に立った。 アロンソ(アストンマーティン)が今季最高の 5位、 ボルトレト(キック・ザウバー)は自己最高の 6位に入った。
不振のレッドブルはフェルスタッペンが 9位に終わった。 角田裕毅はパワーユニット交換とセットアップ変更を行い、 ピットスタートを選択した。低調な走りで入賞圏を争うことなく、17位に終わった。8戦連続でポイントを獲得できなかった。