午前中から雨が降り、トラックコンディション不良により、定刻にスタートできなかった。 雨が止むのを待って 1時間 20分遅れで始まった。
セーフティーが先導して全車がインターミディエイトタイヤ(浅溝)を装着して走り出した。 5周目にセーフティーが引っ込んでレースが始まり、オールージュからのケメルストレートでピアストリがノリスを抜いて先頭に立った。
その後は濡れた路面が乾いていき、11周目から全車がスリックタイヤ(溝なし)に履き替えた。 ピアストリは先頭を守って走り続けてフィニッシュし、今季 6勝目をあげた。 総合ポイントを 266にのばして首位を守った。
ノリスは 2位で終え、マクラーレンは 3戦連続、今季 6度目のワンツーフィニッシュを決めた。
ルクレール(フェラーリ)が 3位、フェルスタッペン(レッドブル)が 4位となった。
角田裕毅(レッドブル)は序盤で 7位を走行したが、タイヤ交換が 1周遅れたことで 12位に後退した。終盤は 11位を走行したが、最後の 2周でベアマン(ハース)とヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)に抜かれて 13位に終わった。6戦連続でポイントを獲得できなかった。