角田裕毅(レッドブル)は苦戦が続いてフリー走行からタイムがのびなかった。 予選ではQ2で 11番手にとどまり、Q3に進めなかった。 さらに 3回目のフリー走行で赤旗無視の追い越しがあったとして 10グリッド降格のペナルティを受け、決勝は 2戦連続で最後尾からのスタートとなった。
予選は天候晴れ、気温 19度、路面温度 43度で始まった。
Q3は残り 8分でピアストリが 1分 11秒 273を出し、 直後にフェルスタッペンが 1分 11秒 248を出してトップに立った。 ラッセルは 1分 12秒 516で 3番手につけた。
最後のアタックはピアストリが 1分 11秒 120に更新してトップに立ち、 直後にミディアムタイヤでアタックしたフェルスタッペンが 1分 11秒 059を出してトップを取り返した。 さらにその直後にミディアムタイヤでアタックしたラッセルが 1分 10秒 899を叩き出してカナダGPで 2年連続のポールポジションを獲得した。
ノリス(マクラーレン)は伸びずに 7番手にとどまった。 アントネッリ(メルセデス)が 4番手、ハミルトン(フェラーリ)が 5番手、 アロンソ(アストンマーティン)が 6番手につけた。