ドゥーハンは昨季最終戦のアブダビGPでデビューし、 今季は開幕からドライバーを務めたが、6戦出走で完走 4回、最高 13位と期待はずれだった。
クラッシュしてマシンを破壊することが多く、「壊し屋」の異名をとり、 メカニック泣かせだったことも不評だった。 4日のマイアミGP決勝でもスタート直後に接触事故を起こしてリタイアした。 改善の兆しが見られないことから、今後もチームに貢献することは難しいと判断して降板を決めた。
コラピントは昨年 9月のイタリアGPでウィリアムズからデビューし、 9戦に出走した。アゼルバイジャンGPで 8位になるなど 2戦で入賞した。
アルピーヌはコンストラクターズ(製造者)部門で 9位に低迷している。 チームを統括するフラビオ・ブリアトーレはこの現状を憂慮して前日にオリバー・オークス監督を解任した。 今後は自らが先頭に立ってチームを指揮するという。 ドライバーも入れ替えて心機一転して再スタートする。