メルセデスは先週のオーストリアGPでラッセルが優勝したのに続き、2連勝となった。 ハミルトンは 2021年 12月のサウジアラビアGP以来、2年半ぶりの優勝でイギリスGPでは 9勝目となった。通算 104勝目。
レースは途中で雨が降り、難しいタイヤ選択を迫られて波乱を呼んだ。
ハミルトンは 2番グリッドからスタートして雨が降り出した 18周目に一時先頭にたったが、 すぐに順位を下げた。27周目に雨用のインターミディエイト(浅溝)に履き替えて 2位を回復した。雨が止んで路面が乾いていき、38周目にソフトタイヤに履き替えた。 先頭のノリス(マクラーレン)が交換を 1周遅らせたことで前に出ることに成功した。
そのまま先頭を守って走り、歓喜の優勝を果たした。
フェルスタッペン(レッドブル)は 4番グリッドからスタートして 1周目に 3位にあがり、 48周目に 2位にあがってフィニッシュした。ノリスは 3位だった。
ポールポジションのラッセル(メルセデス)は冷却系トラブルにより、33周目にピットに戻ってリタイアした。