オフェンスは主力に負傷者が続出し、戦力不足で臨んだ。 QBブロック・パーディー、WRリッキー・ピアソール、WRジュワン・ジェニングス、 WRジョーダン・ワトキンスが欠場した。
苦戦が必至とみられたが、代役のQBマック・ジョーンズが好投し、 先発起用されたWRケンドリック・ボーンがレシーブで 142y獲得して穴を埋めた。 RBクリスチャン・マキャフリーはランで 57y、レシーブで 82y獲得する活躍だった。
開始から 2シリーズ連続でジョーンズがタッチダウン(TD)パスを決めて 14-0とリードした。 その後はタッチダウンをとれずに 4Qに 20-20と同点にされたが、 残り 3分でKエディ・ピニェイロが 59yフィールドゴール(FG)を成功して勝ち越した。
続く守備は残り 1分で自陣 3yに攻め込まれて絶体絶命のピンチに直面したが、 ドラフト 2巡 43位指名の新人DTアルフレッド・コリンズがビッグプレイを決め、 ランで中央突破をかけたRBカイレン・ウィリアムズのボールを叩き落してファンブルを誘発し、自らリカバーして失点を阻止した。
その時点で逃げ切れずに 4Q残り 2秒でラムズに 48yFGを決められ、23-23となった。
延長は先攻をとり、ジョーンズがショートパスを 5本連続で決めて敵陣 14yに進んだ。 タッチダウンはとれずにピニェイロが 41yFGを成功して勝ち越した。
ラムズは続く攻撃を自陣 33yから開始し、 QBマシュー・スタフォードがWRトゥトゥ・アトウェルに 38yパスを決めて敵陣 20yに大きく前進した。 そこから 4yと 5yパスを決めたが、ファーストダウンを更新できずに 4th-and-1に直面した。
ここでショーン・マクベイ監督は妥協して同点のキックを蹴らずに果敢に勝ちを目指してギャンブルに出た。 ウィリアムズがボールを持ってラインの右サイドを突破しようとしたが、 49ナースのディフェンスが押し寄せて壁を作り、前進を許さずにファーストダウンを阻止して決着した。
49ナースは 4勝 1敗となった。 ジョーンズはパスで 342y獲得して 2TDだった。今季 3先発で 3勝目をあげた。
ラムズは 3勝 2敗となった。 スタフォードがパスで 389y獲得して 3TD。 ウィリアムズがランで 65y獲得、レシーブで 66y獲得して 2TD。 WRダバンテ・アダムスが 88y獲得、 レシーブ成績 1位のWRプカ・ナクアが 85y獲得して 1TDだった。