パーソンズはカウボーイズのトレーニングキャンプに出頭していたが、 大型契約更改を求めて練習には参加していなかった。
オーナー兼GM(ゼネラルマネージャー)のジェリー・ジョーンズは話し合いを続けて最大規模の契約提示を行ったというが、 交渉をまとめることができなかった。苦渋の決断を下し、トレードで放出した。
トレードの引き換えとしてパッカーズからDTケニー・クラークと 2026年と 2027年のドラフト 1巡指名権を獲得する。
パーソンズはすでにパッカーズと 4年 1億 8800万ドル(約276億円)で契約合意したという。 契約総額は 3月にベンガルズとWRジャマール・チェイスが結んだ 4年 1億 6100万ドルを超えてクォーターバック(QB)を除いた選手でNFL史上最高となる。
平均年俸 4700万ドル(約70億円)も 6月にスティーラーズとLB T.J.ワットが結んだ 4100万ドルを超えてQBを除いた選手でNFL史上最高額。
パーソンズは 2021年のドラフト 1巡 12位指名でカウボーイズに入団し、 1年目から活躍し、84タックル、13.0サックを記録してディフェンス新人王に選ばれた。 その後はラインバッカーよりも守備エンドとしての起用が多くなり、パスラッシュで活躍した。 レジー・ホワイト以来、NFL史上 2人目てなる新人年から 4年連続で 12.0サック以上を記録した。昨年は 13試合出場で 43タックル、12.0サックだった。