ＮＦＬニュース

5月 21日 -- ＮＦＬオーナー会議はスーパーボウルを制覇したイーグルスが得意とするボールを持った選手をライン上で他の選手たちが押して前進する「タッシュ・プッシュ」（tush push）を禁止する ルール改正案を採決し、否決した。

タッシュ・プッシュが生き残り、今季以降もクォーターバックがボールを持ってスニークし、仲間に押されてファーストダウンを更新したり、 タッチダウン（ＴＤ）をとる場面を多く見ることになりそうだ。

競技委員長のリッチ・マッケイは「残念な結果というわけではない。 24票の賛成を得なければ可決されない。決して低い基準ではない」と述べた。

採決は 32チームが投票し、3/4の賛成を得ることで可決される。

投票結果は賛成 22、反対 10だった。 反対に回ったのはイーグルス、レイブンズ、ブラウンズ、ライオンズ、ジャガーズ、 ドルフィンズ、ペイトリオッツ、セインツ、ジェッツ、タイタンズ。

2022年以降のタッシュ・プッシュ使用率はイーグルスが最も多く 108回。 2位はビルズで 55回、3位はベアーズで 16回。