セインツが 40位でタイラー・シャック（ルイビル大学）、 シーホークスが 92位でジェイレン・ミルロー（アラバマ大学）、 ブラウンズが 94位でディロン・ガブリエル（オレゴン大学）を指名した。
前日の 1巡指名ではタイタンズが 1位でキャム・ウォード（マイアミ大学）、 ジャイアンツが 25位でジャクソン・ダート（ミシシッピ大学）を指名し、 ＱＢは合わせて 5人が指名された。
サンダースはカウボーイズなどで活躍したディオン・サンダースの息子という話題性があり、 早い時期から注目を集めてドラフトではトップ 3位以内で指名される評価されたが、 ドラフトが近づくにつれて評価を下げていった。それでも 1巡指名されるとみられたが、 前日に声はかからなかった。 3巡までには呼ばれると注目が集まったが、この日も指名を見送られた。
セインツは先発にＱＢデレク・カーがいるが故障を抱えており、不安がある。 将来を見据えた補強としてシャックを獲得した。
シーホークスはＱＢサム・ダーノルドをフリーエージェント（ＦＡ）で獲得して先発を任せ、 2番手にはＱＢドリュー・ロックがいる。3番手の控えとしてミルローを獲得した。
ブラウンズは将来エースを任せられる若いＱＢを必要としていたが、上位指名せずに ＱＢは獲らないのかと思われたが、サプライズの 3巡目で左腕のガブリエルを獲得した。
登録選手にはデショーン・ワトソン、ケニー・ピケット、ジョー・フラッコがいるが、 エース格のワトソンはアキレス腱手術で開幕に間に合わない恐れがある。 その場合はフラッコの先発が有力でピケットが 2番手、ガブリエルが 3番手となる。
ワトソンが開幕に間に合うようであればピケットがカットされるとみられる。
