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UPDATED 2024/1/12

ペイトリオッツのベリチック監督退任、 24シーズンで 6度のスーパーボウル制覇

1月 11日 -- ペイトリオッツスーパーボウルを 6度制覇したビル・ベリチック監督(71)が退任すると発表した。

ベリチックとオーナーのロバート・クラフトが会談し、退任することでまとまった。

クラフトは記者会見で「この時点での退任が望ましいと納得して合意した」と話した。

ベリチックは 2000年に監督就任し、その年のドラフト 6巡 199位指名で入団したQBトム・ブレイディを翌年に先発起用して 11勝 5敗の好成績を収めて第36回スーパーボウルを制覇した。 そこから 19年連続でシーズンを勝ち越し、17度地区優勝した。 年間最優秀監督に 3度選ばれた。

2020年にブレイディが移籍した後はQBの世代交代が上手くいかずに勝てなくなった。 今季は 4勝 13敗に終わった。

ペイトリオッツでの通算成績は 266勝 121敗、プレーオフを含めると 296勝、133敗。 監督としての通算成績は 302勝 165敗、プレーオフを含めると 333勝 178敗。 165敗と 178敗はともに歴代最多タイとなった。

レギュラーシーズンを終えた今季のNFLはシーホークスを指揮した 72歳のピート・キャロルが退任し、 71歳のベリチックも辞めて最高齢の 2監督が去ることになった。 チーフスを指揮するアンディー・リード監督が 65歳で最高齢となった。

1つのチームを監督する継続年数はスティーラーズのマイク・トムリンが 17年で最長となった。